へぎそば一筋に打ち込む老舗の味
「へぎ」の語源は「剥ぐ」であり、剥ぎ板で作られた四角い木製の容器の事を指します。
「へぎ」に3〜4人前分を一口ずつ形よく盛りつけ、みんなでひとつのへぎを囲んで食べます。
特徴はつなぎに布海苔(ふのり)という海藻が使われていることです。
布海苔は同地方で盛んだった織物業、着物業には欠かせない物でした。
普通の小麦粉をつなぎに使った蕎麦よりものど越しがつるつるとしており、心地良い弾力が楽しめます。
また、わさびの取れる地域ではないので薬味として練り辛子を添える店が多いのも特徴の一つです。
その場合、練り辛子は汁に溶かさず少量ずつ蕎麦に塗りつけるように乗せて食べるのが習わしです。
わたやはその伝統ある蕎麦を作り続けて令和三年に100周年を迎えました。
100年の間には大きな災害や戦争もありましたが、美味しい蕎麦を食べてもらいたいという思いはぶれることなく昔ながらのへぎそばを作り続けてきました。
また、昔からの伝統はそのままに新しいものに挑戦する気持ちも忘れていません。
へぎそば特有ののど越しは生麺ならではのものと考えられてきましたが、のど越しや美味しさをそのままに乾麺にする事に成功しました。
また、小千谷の特産品である青唐辛子「かぐら南蛮」を使ったオリジナル商品「みどりのラー油」は緑色の珍しいラー油でその美しい色合とやさしい辛さで素材の味や色味を引き立て、お子様や辛い物が苦手な方でも美味しく食べられるとして評価も高く大変人気の商品です。